Difference between revisions of "日本語配列キーボード用の設定"

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==Cogmindのキーボード設定を編集する方法==
 
==Cogmindのキーボード設定を編集する方法==
マニュアルにも書かれているが、Cogmindのキーボード設定は変更できる。ただし、バックスラッシュキー(IntlRo)は反応しないため、1~2種類の記号は妥協する必要がある。
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マニュアルにも書かれているが、Cogmindのキーボード設定は変更できる。ただし、バックスラッシュキー(IntlRo)は反応せず、¥キーと]キーが同じキーとして扱われるため、3種類の記号は妥協する必要がある。
  
 
# /user/advanced.cfg をテキストエディタで開き、exposeKeybindsの値を1にする。
 
# /user/advanced.cfg をテキストエディタで開き、exposeKeybindsの値を1にする。

Revision as of 09:34, 2 December 2019

日本語配列キーボードを使っている場合、キーボード通りに記号を打てない問題がある。

例えば、shiftキーと9を押すと、")" ではなく "(" が入力される。 この記事ではその問題の解決策を紹介する。

Cogmindのキーボード設定を編集する方法

マニュアルにも書かれているが、Cogmindのキーボード設定は変更できる。ただし、バックスラッシュキー(IntlRo)は反応せず、¥キーと]キーが同じキーとして扱われるため、3種類の記号は妥協する必要がある。

  1. /user/advanced.cfg をテキストエディタで開き、exposeKeybindsの値を1にする。
  2. Cogmindを起動し、すぐに終了する。userファイルにkeyboard.cfgとcommands.cfgが作成される
  3. /user/keyboard.cfg をテキストエディタで開き、編集する。DefaultのキーがKeyboardのキーへ変換される。英単語が何の記号を示しているか分からない場合は、一番左の数字をASCIIコード表と比較すればよい。
  4. キーボードのテストをTerminalのManual Commandなどで行う。

設定例:() を正しく対応させる

// Default                                   Keyboard
40  LEFTPARENTHESIS        RIGHTPARENTHESIS
42  ASTERISK                           LEFTPARENTHESIS


AutoHotkeyを使用する方法

フリーソフトウェアのAutoHotkeyを使って、別のキーに割り当てることで対処する方法。

バックスラッシュキーも正しく対応させることができる。無変換キーなどにショートカットを割り当てることも可能。

スクリプト例:すべての記号を正しく対応させる

#NoEnv  ; Recommended for performance and compatibility with future AutoHotkey releases.
; #Warn  ; Enable warnings to assist with detecting common errors.
SendMode Input  ; Recommended for new scripts due to its superior speed and reliability.

;keyboard.cfgの設定変更は不要
#IfWinActive ahk_exe COGMIND.exe
@::Send, {Blind}+2
^::Send, {Blind}+6
&::Send, {Blind}+7
*::Send, {Blind}+8
(::Send, {Blind}+9
)::Send, {Blind}+0
_::Send, {Blind}+-
=::Send, {Shift up}{^}
+::Send, {Blind}~
[::Send, {Blind}@
{::Send, {Blind}+@
]::Send, {Blind}[
}::Send, {Blind}+[
vkE2::Send, {Blind}\	;バックスラッシュ
+vkE2::Send, {Blind}+-	;アンダースコア
`::Send, {Shift up}{vkF3}{AppsKey}	;バッククオートはTerminalで入力できないので未確認
~::Send, +{vkF3}{AppsKey}	;{AppsKey}は勝手に連続入力するのを防止するため
#IfWinActive